俳句の部屋(シリーズ4)

50代後半に、本社を退職し子会社の役員になりました。この時期も忙しかったのですが、本社ほどではなくなり、気持ちにもゆとりができ、週末には自宅から近くの森や手賀沼までウォーキングに出かけ、自然に接するうち、再び本格的に俳句を詠む生活が戻りま…

俳句の部屋(シリーズ3)

〇世界最短定型詩の快感 五七五の17音が定型の世界で最も短い詩。遊びと言いながら、そう言われているのも確かです。ここで大事なことは「短いことがいいことだ」という特徴です。五七五の言葉のリズムと短い言い切りがおしゃれで、目にも耳にも心地良いの…

俳句の部屋(シリーズ2)

〇俳句は-粋を競う-言葉遊び 学問的な正確性には欠けますが、もともとが「言葉遊び」から生まれたことを簡単に振り返りましょう。室町時代に連歌という言葉遊びが、知的階級の人々の間で流行りました。しりとりとは違います が、音ではなく、韻や意味を繋…

俳句の部屋(シリーズ1)

① 俳句入門 最近、TVのバラエティで、芸能人が俳句を作り、プロの先生が少し手直ししながら、順位を競ったりしています。従来の年寄達のそれとはちょっと違う、手軽な俳句ブームが来ているようです。 ご承知の通り、教科書的には、俳句は5・7・5という…

ウォーキングで見つけた野の花

コロナ騒ぎで街には出ず、閉塞感にイライラしてしまうこの頃です。このイライラ感を和らげるのに、従来続けているウォーキングが効果を発揮しています。 柏に住んでいますが、10分程歩けば、森の中の散歩道があり、あまり人ともすれ違わずにウォーキングが…

柏の森に咲く野の花(菫)に癒されます

フレンチ ティエリー・マルクス・サロン 2

丸い蓋をされた小さめの重箱がサーブされ、中には何種類ものかわいいデザートが並んでいる。いずれもパティシエの腕もかなりのレベルと思われる逸品。彩も味も粋だ。イランイランは香水の香りが素敵だ。初めていただくものだ。フィリピン産が大半で、タガロ…

きなりですがグルメというほどでもない、ただの「食いしん坊」になったのはいわば職業病です。商社マンとして世界中の美味しいものが集まった街の代表格とされるサンフランシスコと香港にそれぞれ5年間駐在、ビジネスの一部としてお客様を視察や観光にご案…

フレンチ ティエリー・マルクス・サロン

真冬ながら快晴となった休日、東京駅丸の内中央口で友人と待ち合わせて、三菱1号館美術館で開催の「印象派からその先へー吉野石膏コレクション展」を観た。有名な絵画はないが印象派及びそれ以降のルノワール、ドガ、マネ、モネ、ピサロ、ルノワール、マテ…